2009年2月22日日曜日

スイスワインとヴァシュラン・モンドールそして・・ブロッチュも

久世先生のお教室で、
珍しいコルシカ島のチーズ
「Brocciu Frais」ブロッチュ・フレ AOC
羊乳・ホエー・フレッシュ

を食すことができました。
一度とても食べてみたかったチーズのひとつです。

【コルシカ出身のナポレオンが後年パリに移り住んだ
彼の母親のために作らせたチーズである。】
と、C.P.A.の教本に書いてありました。
ほんとに、いい機会でした。

毎回フランスへ行っても、
他に食べないといけないものが多々あり、
ブロッチュの事は実際すっかり忘れてしまいます。

見た目も食感もお豆腐って感じ。くせはありません。

そして、スイスの「Vacherin Mont d'or」

ヴァシュラン・モンドール スイス 牛乳・ウォッシュ
フランスより表皮を洗う回数が多いのだそう。


トロトロですね・・・ お味もフランスより塩味濃い目

お値段も少しフランスよりお高め。
モンドールもいよいよこれが
今年の食べ納めになりそうです・・・残念! モンドールの表面。保存のときは蓋として利用。↑↑
残りは、もちろん焼きモンドールですね。
美味しい!
じゃがいも、ブロッコリーなど入れて。

ワインはスイスの
ヌーシャテル・シャスラ・ヴァランタン2007
Domaine Jean-Paul Ruedin
ドメーヌ・ジャン・ポール・リュダン

日本で美味しいスイスワインを飲むのは
本当に難しいです。
なかなか飲む方&扱う飲食店が少ないからです。

(回転が悪いと在庫が古い、売れないから・・・
古いのはまた味がまずい!
どんどんスイスワインの印象が悪くなる)

スイスの白ワインは爽やかで美味しいのに・・・残念です。
特にスイスのシャスラは早飲みタイプです。
大好きです。
新しい新鮮なものほど美味しいです。
買うときはなるべく新しい年のものを。


今回試飲したのは、フレッシュで、
その証拠に
グラスに気泡がポツポツと。
辛口で、爽やかミネラル感しっかりのシャスラ。
 
フォンデュなどにもいいですね。


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2009年2月18日水曜日

さざえのエスカルゴ風にグロとランセストラ

先日、三好先生のところで食しました
さざえのエスカルゴ風。


すっかりお気に入りの一品です。
作ってみました。



ワインに合うので、
ついつい、つまみだしたら止まりません。

白ワインは
l'ANCESTRA l'antithese Macon Villages 1998
ランセストラ ランチテーゼ マコン・ヴィラージュ


自然派シリル・アロンゾ氏が、シャルドネを(酸が多いブドウ)
ジュラのヴァンジョーヌ風に作ったマコン・ヴィラージュ
88ヵ月樽熟成
「ヴェルジュ」のシャルドネを仕込んでいます。
酸化させたノワゼット香 ドライでミネラル感がたっぷりの旨味。
冷たく冷やしてから飲むと
時間ごとに、徐々に様々な味を愉しめます。


赤ワイン
Vosne Romanee 1er Cru Aux Brulees 2005
Michel Gros

ヴォーヌ・ロマネ オー・ブリュレ
ミシェル・グロ

メオ・カミュゼで有名なオー・ブリュレの畑
リシュブールに隣接

2005年 早くに飲みすぎ・・・?
でも、たいへん美味しいのは言うまでもなく・・・

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2009年2月11日水曜日

ラ・メゾン・ダリコーとマリアージュ

デパートのヴァレンタインコーナーは
連日凄い人みたいですね。
大阪の阪神阪急デパートに、
LA MAISON DARRICAU ラ・メゾン・ダリコーが、
期間限定の日本初上陸でやってきました。
フランス ボルドーにあるこのお店、
私が購入したのは、パヴェ。コロッと石ころ状。
表面にパヴェ・ダイヤみたいに角砂糖のような
破片が散りばめてあります。

チョコレートにボルドーワインを
混ぜてオリジナル手法で作られたみたいです。

とくにボルドーワインとのマリアージュを考えて作られたとか・・・
このチョコ、ほぼ、売り切れ状態でした。


チョコのお味は大人な癖になる味。
スパイシー、少しシナモン風味
干しブドウの果肉が混じっています。


とりあえず、ワインとマリアージュしてみましょう。

あえて、ボルドーは明記しません。


VALENTINE VINEYARDS 2002 
ヴァレンタイン・ヴィンヤーズ
メンドシーノ エコー・ヴァレー カリフォルニア
ヴァレンタインファミリー所有のガレージワイナリー
1999年初リリース
服部真湖さんのご主人エド・ヴァレンタイン氏の家族のワイナリー

お洒落ですね。この時期にぴったり。
こんなワインプレゼント、もしくは、女性同士でも飲んでみては?
カベルネ・ソービニヨン100%
お味もチョコレートに合う果実味豊なお味。
ぜひぜひ、お試しを。
Cave de Terre 淡路町店06-6228-0909にて購入


STEININGER
ソービニヨン・ブラン・ゼクト シュタイニンガー
オーストリア
オーストリアで「サロン賞」を取ったワイン。
変わり種です。
お味はいい感じです。また購入したいのですが、

在庫ないみたいで、残念です。
一度は飲んでみて欲しいです。特に泡好きの方に。

VOUVRAY 2004 ヴーヴレー ペティアン

Francois Chidaine
ロワールの弱発砲 結構泡しっかりしてます。
早く飲んだ方が良さそうです。
お値段がものすごくお手頃なので、
家でちょこちょこ頂くのには最適です。
ラベルもかわいいですし。


とにかく、このチョコを食べ出したら止まりません。
勿論ローヌも合います。
あえて、イチゴのかわりにダリコー
とシャンパーニュですかね。私達的には。

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2009年2月8日日曜日

夙川のお宅でワインパーティー

夙川でフランス料理のお教室をされている、
三好先生のお宅で、フランス料理と
持ち寄りワインをマリアージュさせる会に、
行かせていただきました。




三好先生の素敵なテーブルコーディネートに
温かい心のこもったフレンチビストロ料理。

ワインと食に精通するお仲間とワイワイ、
愉しく美味しく頂きました。


前菜はマカロンのようにかわいらしい
なかには自家製のパテなどが・・・美味しいです。

海鮮たっぷりで野菜のフレッシュな旨味が
広がるサラダ。ホタテを炙ってるのがいいですね。

シャンパーニュを2本(a・b)とイタリアの白(c)を合わせました。
*ワインの解説は最後をご覧ください。


オニオン・キャラメリゼを使ったオニオン・グラタンスープ
絶品!オニオン・キャラメリゼ最高。

エスカルゴバターではなく、サザエで。真似したい一品ですね。
ワインともすごく合いますね。

もちろん、ピノ・ノワールを合わせます。(d)


こちらは鳥と野菜のブレゼ(蒸し煮)にするところ
大きなお鍋で、フランスのホームパーティーを思い出しますね。
野菜の旨味と鳥のフォンが美味しい。この時期にはいいお料理ですね。
温まります。

そして白はおなじみサン・トーバン(e)を合わせます。
本当に良く合います。感激しました。


本日のチーズと赤はコルトン(f・g)の飲み比べ
白カビ:カマンベール・ド・ノルマンディ
青カビ:ブルー・ドーヴェルニュ
シェーブル:トム・ド・シェーブル/ビュシェット・ド・シェーブル
ハード:コンテ・エキストラ


尾道産 イカ天 この品がまた不思議とピノに合うんです。
ちょっとあぶるがポイントだと教えて頂きました。
尾道産でないとだめですね。いかの旨味・揚げた衣が油っぽくないからです。



デザートとデザートワイン
このベリンジャーのデザートワイン(h)はかなり美味しい。

みなさまの、様々な食に関する奥深い知識とお話
に共鳴し、時が経つのを忘れてしまうほどでした。

本日のマリアージュワイン達
a/Champagne Gimonnet-Gonet メスニル・シュール・オジェ
 「カーブ・ド・テール」でおすすめ 
コストパフォーマンスかなり高い。ケース買いしたい。
b/Champagne Guy Thibaut
ヴェルズネイ ピノ80%・シャルドネ20% こちらも美味しい。
c/Casal di Serra ウマニロンキ(伊) 
「神の雫」でおすすめ 魚介に非常に合う
d/CARELA 
言わずと知れた 
カリフォルニアのはずれなき、美味しいピノ。
e/Saint-Aubin 
以前のブログでもご紹介済み。
プチ・モンラッシェなどとは言わせない
素晴らしい味わい。
f/Corton Joseph Dorouhin 2001
ドルーアンのコルトン。
ドルーアンのコルトンらしい味わい。
やはり上手に作ってます。美味しいは勿論です。

g/Hospices de Beaune cuvee Charlotte Dumay Corton 2000
こちらは三好先生がフランスから持って帰られた物
寝かされていてちょうど飲み頃。
キュヴェ シャルロット・デュメ
3つの異なる小区画の畑 をブレンド
「レ・ルナルド」 「レ・ブレサンド」 「ル・クロ・デュ・ロカ」
開けたてよりもどんどんふくらみを増す。
こちらもコルトンらしい華麗で重厚な味わいを主張。
美味しいは勿論ですね。

h/Beringer 2000 ナイチンゲール
非常に珍しいベリンジャーの貴腐ワイン
ベリンジャーのセラーマスターだった
マイロン・ナイチンゲールの名を冠した
限定醸造のデザートワイン。
セミヨン63%・ソービニヨン・ブラン37%の貴腐ワイン
ベタベタ感が無く、さらっとソーテルヌの味わい。


人との出会いは本当に不思議で、素晴らしいものですね。
素敵なお仲間が増える、ワインの魅力と奥深さを
あらためて、感じずにはいられない夜になりました。


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2009年2月1日日曜日

偉大なワインに料理はいらないんじゃない?

大雨の中タクシーを飛ばし、
ただ美味しいワインが飲みたいと、
ふらりと京町堀のバー「Vin Sauvage」ヴァン・ソバージュへ


まずはロゼシャンで渇きを癒し。


ロベール・グロフィエのシャンボール・ミュジニー
1er レ・サンティエ2004を頂くことに。
Chambolle-Musigny 1er "Les Sentiers"

こちらは確かグロフィエ一家の次男所有。
Bonnes-Mares ボンヌ・マール寄りの畑。

グロフィエといばやはりグラン・クリュの
[Les Amoureuses]レ・ザムルーズ。
確かに素晴らしい。


で、確か「神の雫」でも、雫君が、バー「モノポール」で飲んだのが、
このレ・サンティエ。


勿論、使徒の一本はLes Amoureusesでしたけど。


とにかく、グロフィエのレ・サンティエは文句なく美味しいワインです。
また、2004年のワインのひらき方が良い。


チーズもパンもなにもいらない。ただ黙って、

ひたすら香りに酔うだけ。


その後、お誘いがあり、北新地へ。移動。

「Opus One オーパス・ワンの2004年がありますよ!」

と言われて、じゃあ、それで。と。

特別、飲みたかったワインでも無かったけれど・・・。



飲んでみると、素直に美味しいんですけどね。
美味しいとわかってると愉しみがないというか・・・

オーパス・ワンってブレンド比率が面白いですね。
1%のマルベックとか・・・


皆さんが話に夢中の中。

やはり、ひたすらワインの余韻に浸り。夜も更ける。


やはり偉大なワインに料理はいらない。


昔のロマネやラ・ターシュのように。

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