2008年12月27日土曜日

クリスマス&妹バースデー・パーティー


西梅田ヒルトンウエスト5Fのイタリアン イル・ピノーロさんで、
妹のバースデー・パーティーとクリスマス・パーティーを開きました。
集まってのパーティーは今年最後になります。

今年を締めくくるに相応しい、
手に入りにくい希少ワインを味わって
いただく会に致しました。

前菜に合わせるのは、前にもご紹介致しました。

「キュベ・ディ・ガブリ」メルロー70%他 
スプマンテで有名な、ラ・トルデーラの特別キュベのものです。
日本に入荷が7本程度しか入りません。
こちらのプロセッコも美味しいですね。
ロゼ色が綺麗で味わいもまさにイチゴ。
                前菜

白ワインは香りが豊かなトラミナー種のワイン
このトラミナー種、イタリア料理に合わせると面白いと思います。
北イタリアの料理には大変良く合います。

パスタは魚介などをふんだんに使ったトマトベースです。

赤ワインは、PALARI FARO パラーリ・ファーロ
生産地: シチリア 品種:ネレッロ・マスカレーゼ ネレッロ・カプッチョ種主体

シチリアの北東メッシーナ県サント・ステファノ・ブリーガ村
メッシーナ海峡を挟んで、カラブリアも望むロケーション。
シチリアと聞けばかなり暑そうなイメージですが、
この地区は夏もさほど暑くなりません。

DOC FAROは有名です。ブドウは全て土着品種のブレンド
フレンチオークのバリックで1年から1年半熟成。
瓶詰め後18か月はセラーで寝かされています。

このワインの面白さは何といっても味わいです。
まさにブルゴーニュという優しい色合いに、
赤いベリー系の香り、森や茶色の香り。
ブラインドで飲んだら間違いそうです。
勿論味わいもブルゴーニュ。
モレ・サン・ドニ系の味です。美味しいです。
こちらも何分本数が少ないので・・・
お店で見つけたらぜひトライしてみてください。

赤ワインのもうひとつは、
ROBERT VOERZIO ロベルト・ヴォエルツィオ

1987年設立のまだ若い造り手ですが、ワイン・アドヴォケート誌
のイタリアワイン上位ランキングで、98点獲得5番手ぐらいです。
今やトップクラスの造り手。
ラ・モッラ村で畑はすべて手作業、農薬も使用していません。
徹底した収量制限。そのため、生産量は数千本。難しい年でも
彼の造るバローロは素晴らしいと評価されています。
世界中で入手困難なワインとなっています。

中でも今回はバローロより入手が難しい
「ランゲ・メルロー」を皆様とテイスティング致しました。
2001年ファースト・ヴィンテージ。
幻のメルローと呼ばれています。
年間生産量わずか1200本です。

妹のバースデー・ケーキ
素敵でしょ。


かわいいサンタさんを添えて




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2008年12月18日木曜日

-ラ・シュエット-にて忘年会 Bonne fetes!

もう何度もご紹介させていただいてます。
北新地のフレンチ-キュイジーヌ・ラ・シュエット-さんにて、

「le cielフランス語教室」のお仲間とご一緒に忘年会を致しました。

清田シェフの美しく、繊細、優雅な美味しいお料理と、

皆様との色々な情報交換で話に華が咲き、ほんとに愉しく、
一年の終わりに相応しい充実した時間を過ごすことができました。

それでは、清田シェフの今日のコースをお写真でご覧ください!

         一品目前菜です↓蟹とりんごのジュレりんごの角切り
         
   二品目 ひらまさ(冷)に蕪のソースと赤い大根のソース(温)↓
   温かいソースを合わせたのがなかなか良かったです。↓

  鱈の白子にクリームソース↓
  少しバター風味が食欲をそそられる逸品です。

    ポルチーニのクリームソース(外側)中心はトリュフのソース
    中にポーチドエッグが↓
お魚のメイン ディッシュ 蟹の味噌などのソース↓


                
お肉料理のメイン大変貴重なお塩が→





今夜はこれを飲んでみました。
Volney 1998 ドメーヌ・クレジェです。
蔵出しの一本を
セラーでじっくり寝かしてあった物です。
Volneyは数あれど、
こちらの入荷本数はかなり少ないものです。
色合いはとてもいい感じに
オレンジなどのグラデーション。
開けたても、
比較的早くひらくピノの良い香り。
味わいも果実味豊かで甘く、
でも酸がバランスよく
時間が経っても
すぐ落ちることなくなかなか愉しめる
久々ヒットのブルゴーニュです。
食事との相性もイイと思います。


           
デザートはこんな感です。
私はグラス(アイス)をいただきました。かわいいですね。







 
    
イチゴのミルフィーユはこんな感じです→













                         こちらは、とろけるフォンダンショコラ↓







それぞれ、思い思いのデザートに大満足です。美味しい美味しい時間でした。
来年もフランス語頑張ります。
Bonne fin d'annee!(良いお年を!)でお別れしました。
が、北新地での夜はつづく・・・
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2008年12月11日木曜日

Allianceの二つのラベル

Domeine Marc Tempe -ドメーヌ・マルク・テンペ-

マルク・テンペ氏については先日少しお話しましたね。
今日は、ワインについてです。

アルザスの中心部コルマールから少し離れた南西向きの村。

この土地は夏は暑くて乾燥し、冬は寒い。
ヴォージュ山脈からの風が寒暖をもたらし、
アルザス特有の酸を造り出し、
ブドウの病害も比較的少ない地域なのです。

そして、このワイン Alliance-アリアンス-

↓このエチケットについての余談↓
実はラベルが2種類あります。中央部分の小さい白い花と赤い花。
マルク・テンペ氏は赤い花のデザインがお好きらしい。
私も赤い花がかわいいと彼にお伝えしました。
インポーターさんが白い花が好きで日本に入荷しているものは
ほとんどが白い花です。注:ワインの中身に違いはありません。
今回はマルク・テンペ氏のいたずらです・・・ かってに混ぜて入荷したそうです。

意味は同盟ワイン。
普通、アルザスで混醸(アッサンブラージュ)ワインは、

「エーデルツヴィッカー」といわれています。

しかし、マルク・テンペ氏のこだわりもあって、

あえて、Alliance(同盟)と名付けたのです。

このワイン6種類の混醸ワインです。

品種
リースリング ピノ・ブラン ピノ・グリ ゲヴェルツトラミネール
シャスラ シルヴァネール

色合いは写真のようにとても濃い金色です。

香りはゲヴェルツ独特の花の香りやスパイス、
アールグレイのような香りが豊かに広がります。
時間が経てばさらにさまざまなニュアンスの香りが。

飲むと、さらに印象が変わります。

きれいな酸がすっきりと辛口で、

スパイシーな香りも食事とあわせても邪魔にはなりません。

ミネラルも感じられ果実味も豊かで

この季節のお食事と合わせるにも、欠かせない一本となりそうです。

なんといってもお値段がお手頃ですからね。

最近のアルザスはお高くなりましたけど・・・

↓↓ワインのお問い合わせ↓↓  年末・年始のワイン会に

Cave de Terre 淡路町さんへ(試飲カウンターもありますよ)  

大阪市中央区淡路町4-3-8-1F Tel:06-6228-0909

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2008年12月5日金曜日

注目のアルザスの生産者、マルク・テンペ氏とお会いする

皆様はご存じですか?
アルザス注目株の造り手、マルク・テンペ氏を。

      ↓ゴーミヨ4つ星など、フランスで高い評価を受けるマルク・テンペ氏↓ 
 Cave de Terreにて

私達姉妹は、お鮨、てっちり、天ぷら、すき焼きには欠かせないのが

マルク・テンペ氏のワインです。

お醤油との相性がいい。(ご本人もそうおっしゃってます)日本食に合う。

Marc Tempe マルク・テンペ氏について

マルク・テンペ氏は生産者の息子として生まれ、

醸造の専門学校を卒業。大手ネゴシアンで醸造に携わり、

INAO=原産地呼称国立研究所で、11年間勤められその後、

醸造コンサルタントをされます。

アルザスグラン・クリュの制定(認定)を任されるほど、

アルザスの地質を知り尽くす実力の持ち主です。

ドメーヌは1993年に家業を継ぎ、マルク・テンペ設立。

1996年から本格的にビオディナミ農法で栽培をされています。

収穫量はINAOの規定の半分以上に抑えています。

収穫は手摘み、房は茎を付けたまま優しく時間をかけプレス。

きれいな果汁を目指しています。

プレスしたジュースは木製のフードル(樽5000l)で2年間熟成。

瓶詰めは澱引きせず、無濾過。

2002年からは南仏のミネルヴォアでのワイン造りも始められる。

飲んで体にいいワインを造りたい、と。

ワインの味わいもテロワールを感じます。

土壌からくるミネラル感、複雑味。この味わいが、

日本のお醤油との相性を良くしているように、私は感じます。

  ↑農業をされている温かく大きな手。自然を愛する優しいテンペ氏でした。↑

また、テイスティングワインの種類とコメントについては、追ってブログに詳しく
書かせていただきます。


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2008年12月1日月曜日

ニューヨーク・バーとおかまバー「おだまり」へ

すっかり、気分も盛り上がって参りました。
さて、新宿パーク・ハイアットの51階「ニューヨーク・バー」 へ。


ボルドーばかりでは、そろそろ喉が渇いて参りましたね。

冷たいシャンパンで乾杯です。

お疲れ様です。


夜景がほんとに美しい。周りはほとんどが外国のお客様。

落ち着きますね。


何故かこんなにこってりしてそうなワインを注文しました。
E.GUIGAL ギガルのCotes du Rhone コート・デュ・ローヌ2003年。
スパイシー・ポテトと共に頂きました。

ポテトのハーブ香がマリアージュ的にかなり合います。
これなら、いくらでも飲めそうな感じ。
流石!ギガル。普通のコート・デュ・ローヌもエレガント。
かなりお手頃価格ですし。

今宵も夜が深まります。演奏に揺られながら。

しかし、これで終わらないのが、私達姉妹です。

お次は、銀座へ移動。
銀座の高級おかまクラブ「おだまり」へ。


こちらは北新地にも同じお店があります。姉妹店です。


ママは有名人です。
お店には多くの有名人の方がお越しになられています。

銀座には、ママは木曜日にいらっしゃいます。
ママを見たらビックリします。(いい意味です・・・)
美味しいワインやビック・ヴィンテージなワイン、グラン・ヴァン。

なんでも揃います。

        私達が頂いたワイン↓
Chateau Lagrange シャトー・ラグランジュ2004年

Saint-julien サン・ジュリアン 3級

カベルネ・ソービニヨン66% メルロー27% プティ・ヴェルド7%


すぐに飲んでも良く開いて、美味しいワインですね。

         2本目はこちら↓
Chateau Lynch Bages シャトー・ランシュ・バージュ
Pauillac ポイヤック  5級


嫌いな人いないですよね。あえて、コメントは必要ないですね。
格付け以上の評価があるいいワインですね。


夜もかなり更けてしまいました・・・・

↓お店の紹介です↓(ニューハーフのお店ではありませんので、あしからず)

銀座 「おだまり」 東京都中央区銀座8-7-11 5F  博品館の前のビルです。 Tel:03-3571-1478


北新地「ルッショおだまり」 大阪市北区曽根崎新地1-6-10 センチュリービル Tel:06-6345-7730



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No.3 Chateau La Tour Figeac シャトー・ラ・トゥール・フィジャック

「夢のボルドーディナー」の続きです。
Saint-Emilion Grand Cru サンテミリオンの、

「Chateau La tour Figeac」シャトー・ラ・トゥール・フィジャックです。

        こちらは、ディナーで頂ける、ワインリストです↓



               ディナーのメニューです↓   


 招待状とボルドーの生産地別・生産者の詳細(英語・仏語)↓ 


        サンテミリオンの地図↓


こちらが、シャトー・ラ・トゥール・フィジャックのアンインペリアルボトル&通常のサイズ↓ 



場所は、サンテミリオン地区のポムロールに隣接。
シュヴァル・ブランとシャトー・フィジャックの間に位置します。

1879年までは、広大なフィジャックの畑の一部でした。

14.6haを所有。1970年からRettenmaierファミリーがオーナーです。



愉しそうにワインを飲まれている、彼がOtto Rettenmaier氏です

とてもお話好きで、愉快な気さくな紳士です。

ワインがほんとにお好きなんですね。

試飲コーナーにもご一緒させて頂いて

他の造り手さんのワインも色々
テイスティングコメントをしながら、たくさん頂きました。


なかなかの情報通な方です。


上の写真はChateau Olivierシャトー・オリヴィエを飲んでらっしゃいます。↑


現在、醸造コンサルタントに有名な、S
tephane Derenoncourtステファン・ドゥルノンクール氏を。

セラー・マスターに Christine Drenoncourt 
クリスティーヌ・ドゥルノンクール マダム
を迎えています。

農法はバイオ・ダイナミック農法です。

最高のテロワールに最高のチーム

スーパー・サンテミリオンが生まれるはずですね。


セパージュは、65%メルロー 35%カベルネ・フラン
と、フランの割合が多めなのも特徴です。
新樽率50~80% 樹齢35年 15~18ヵ月熟成


エレガントで果実味は豊な中に、スパイシーなミント、ユーカリ、ヴァイオレット
のブーケ。(彼自身のコメントです)2000年を頂きました。


今回の87本が1セットになった、オークションがスタート。
とある男性の方が140万円で落札されました。 おめでとうございます。
あっという間の時間が過ぎました。
メールでお写真を送って欲しいとのことでした。早速、送ります。


冗談でOtto氏が、今夜のパーティーで、一番若い彼を紹介してくださいました。

有名3つのシャトーを持つ御曹司↓お隣はEdouard氏。

とても愉しい時間&美味しい時間でした。

お食事の説明するのをすっかり忘れていました。
オークラの味はほんとに美味しいです。
フランスの方もお口に合っているらしく、
「これ美味しいよ」といっておられましたね。

「牡蠣のシャンパン風味グラタン」は絶品でした。


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2008年11月29日土曜日

「夢のボルドーディナー」 No.2 BRANE-CANTENAC

「夢のボルドーディナー」の報告 No.2です。

今日は、CHATEAU BRANE-CANTENAC
シャトー・ブラーヌ・カントナックをご紹介致します。

日本では、格付け2級シャトーの割に有名でないイメージ、
地味な感じという印象が多いのでは?
私は、以前にこちらのラベル、
普通シャトーの絵柄が描かれているものが多い中
何故か、ゴールド色にシャトー名のみというシンプルさに興味を持ち購入。
飲んでみると、なかなかエレガントでいい感じ。というのを記憶しております。

          カントナックの地図です↓  
    同じく、アンインペリアルボトル(6000ml)と通常のボトル比較。↓
CHATEAU BRANE-CANTENAC シャトー・ブラーヌ・カントナックについて
Margaux地区 カントナック村 格付け2級シャトー
畑は90ha所有で、メドック最大級。

1833年に、"Npoleon des Vignes"
「ぶどう畑のナポレオン」と言われた、
バロン・ド・ブラーヌ(ブラーヌ男爵)=ブラーヌ・ムートンは、
現ムートン・ロートシルトを売却し、カントナックを購入。
男爵の名前に因んでシャトーを名付けた。

1956年現Lurton氏の父が相続し、1993年より、
息子のHenri Lurton氏が所有。

  頂いたのはこちら↑2000年のブラーヌ・カントナック

             アンインペリアルは1998年です。

セパージュは カベルネ・ソービニヨン 65% メルロー30% カベルネ・フラン5%
新樽率は60%~70% 18ヵ月熟成
プチ・ヴェルドは一切植えていないので、
どのヴィンテージにも入っていません。

エレガントで、果実実が豊かに感じられます。 
タンニンも果実味に隠れるような柔らかさ。

「マルゴー期待の星」と言われるのが良くわかります。

格付け2級なのに、あまり知られていないので、リーズナブル。
シャトーの方曰く、これからは、
宣伝に力を入れていこうと思っていらっしゃるらしい。

早速、購入しちゃいます。売れてしまわないうちに・・・ 


広報担当のディレクターのマダムCorinneさんとは色々お話して、

たいへん仲良くなってしまいました。とても素敵なマダムです。


ブラーヌ・カントナックのブログに私達の写真が載るそうです。

マダムはこの日の後、北京と上海へ行かれて、最後にジャカルタで

コマンドリー・デ・ボルドーのワインクラブの集まりに参加されるそうです。

大忙しですね。

彼女のブログアップは、12月10日以降になるそうです。(また、連絡が来ます。)

私達とボルドーのシャトーで再開することを、約束したのでした。



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