2008年10月24日金曜日

シャトー・ヌフ・デュ・パプ1996

またまた、リッツ・カールトン大阪「Splendido」 さんへ、今日は友人と

おじゃましてみました。



最近、個人的に南仏に興味を持ちはじめ・・・



月曜は和歌山での分科会(ソムリエ協会主催) ラングドックセミナーへ参加。



水曜は稲葉さんの試飲&即売会に参加(カーブ・ド・テール主催)でローヌ系など購入。



木曜はワインKANSAI(グローバル)で、田辺由美先生の南仏のセミナーに参加。



と南仏ワインにドップリな感じで、濃厚&重厚なこゆ~い一週間でした。



なのにしめくくりはこれでしょ!って感じの。



シャトー・ヌフ・デュ・パプ Chateauneuf-du-Pape なのです。



1996年  クロ・デュ・モン・オリヴェ  Alc.14%



ブドウ品種 シラー ムール・ヴェードル サンソー



テイスティングコメント:

外観:やさしい輝き、透明感。粘性はしっかりとグラスに涙ができ、

色合いは、ふちはやさしくオレンジが広がりグラデーションもきれい。

見ただけで、熟成感がタップリな感じ。

香り:チョコのような香りはなく、甘い干した果物やジャム、コンポートといった果実香。

やはり、次に熟成香の茶色の要素が香る。葉巻や枯葉。

でも早く落ちそうな気配はなく、まだ充分に元気な感じもしてくる。

味わい:アタックはしなやかで、柔らかだが、アフターは充分長い。

これは、まさにフランスを感じさせるエレガントさの凝縮。

シラーがこんなに上品でエレガントになるなんて。と驚くばかり。

最後まで落ちることなく、エレガントな力強い味わいで、

とても満足のいく一本でした。


ほほ肉の煮込みにはよく合いました。

2008年10月12日日曜日

LE GALLET BLANC ル・ギャレ・ブラン

ふらりと新しくできたブリーゼタワーにでも行こうか。

と、歩いていましたが、入口まできてみたものの

ぞろぞろと人並みが前から押し寄せてきたので、

なんとなく行く気も失せ、ここはやはり、リッツ・カールトンで

ゆっくりしようかと、1階の「Splendido」へ。



偶然にも、馴染みのソムリエさんが先週からと、移動で「Splendido」に。

こうなれば、軽くお茶でもが、ちょっと早い軽いディナーに。・・・16:00です。

今日の気分は何故かいつも飲まないシラーが飲みたかった。



しかしいつも飲まないだけに、いざ飲むとなると難しい。

凄い有名どころのコート・ロティならギガルとかしか飲んだことが無いので・・・。

そこで、楓ソムリエ氏に好みと状況を相談しお勧め頂いたのがこれです。



LE GALLET BLANC 2004

品種シラー90%/ヴィオニエ10%


造り手はソムリエ経験のある FRANCOIS VILLARD フランソワ・ヴィラール氏

ラベルも若干スタイリッシュです。


テイスティングコメント

注いだ瞬間グラスに広がる果実の濃厚な香りとチョコレートの香り。

色は濃い黒に近い紫。力強さをアピールしている感じです。

口に広がる黒い皮をもつ果実の濃厚な香りと甘み。
酸とタンニンのバランスもよく、

フランスらしいエレガントな味わい。後味はすっきり。アフターは長い。

時間が経つほうがもっと変化がでるとのことで、

ゆっくり食事をしながら変化を愉しみながら頂きました。

以外にもウニとトマトのクリームソースにも最高!
ウニ臭くならずさらにまろやかに。

オマールや鴨にも合う。

時間が経つと、さらに果実味やなめらかさが増し、よりまとまった感じになる。

美味しい!と何度も繰り返した。

久しぶりにワインで幸せを感じた。


写真を撮ろうと思いながら、飲むのと食べるのですっかり夢中になり、

剥がしたラベルになりました。

これの2005年はシラーとヴィオニエの割合が違うのではたして味は如何なのだろうか?

2008年10月11日土曜日

PATRIMONIO パトリモニオ

この夏、姉妹でパリに滞在中の事。


毎日冗談を言う愉しいホテルマン(おそらく若い!?)がいて、
いよいよ私達が明日旅立つ日の前の晩に、
「お別れのワインを部屋に置いてるから飲んでくれ、
このワインは僕たちの間でお気に入りで、すごい美味しいから!」と、
このパトリモニオを頂いたのです。



その日は散々ワインを飲んだ後だったので、飲まずに持って帰ってきたのでした。



今週飲んだワインリスト

DOMAINE LECCIA ドメーヌ・レッチア   ヴィンテージ2004 年       
PATRIMONIO パトリモニオ  コルス(コルシカ島) Poggio D'oletta 
品種 Niellucciu ニエルキオ=サンジョベーゼ アルコール13.5%

テイスティングコメント

外観:黒に近いような濃いガーネット色  濃く力強い
香り:黒い果皮を持つ果実の濃厚な香りが広がる、南仏を想像させる温かい気候でできる果実香
若干若々しい感じもとれる。少しコーヒー香。
味わい:カシスの濃厚な香りに、樽香も。甘いジャムのような香りが広がるが、スパイシー香やコーヒー香。
アタックはストレートな感じ、タンニンのバランスも良い、酸味も程よくいい感じ。余韻もそこそこ中程度。
後味は思ったよりすっきりしている。

南仏の明るく、青い空と海や緑の風景が目の前に広がるワインです。

若いフランス人はやはり濃厚なのがお好きなのと、必ず何か食べながら飲む習慣があるので、やはり、お食事と合わせるととても良い美味しいワインかもしれませんね。

2008年10月6日月曜日

10/3のチーズ教室 英国チーズとワイン

今週の 久世雅代先生 のチーズ教室です。

イギリスとアイルランドのチーズ7種類 に 英国の白ワインとビール紅茶

のマリアージュです。

チェダーとよく名前を聞きますが、洞窟の名前なんですね。

チェダー

酸が効いてて保存性に優れている。英語を話す国にはたいてい普及しているそうです。


お気に入りだけご紹介します

ゴッドミンスター・ヴィンテージオーガニックチェダー

サマーセット州 ハード系


分厚い 紫色!?のワックスに覆われています。コーティングされているため水分がにげず

中身しっとり。

色目は黄色でバターみたい、食べた食感もバターのようにねっとり。旨味もたっぷりです。


りんごにも良く合いました。

100g  1825円と かなりお高めですが、とても美味しかったです。

ワインは Curious Grape Bacchus Reserve 2007

品種  バッカス 100%   産地 イギリス

しかし、デヴォン社 の クロテッドクリーム (ブランデー入り) は美味しいですね。

早速、梅田 大丸にて購入。

紅茶 イソブチ・カンパニー の チーズがおいしい紅茶と共にいただきました。

写真はビールで Islay Saligo Ale  産地 アイルランド アイレー島

アイルランドのチーズ キャッシェル・ブルー という アイルランドではじめてつくられた

といわれる ブルーチーズ と共にいただきました。


2008年10月5日日曜日

英国ワインセミナー



12月1日に英国のワイン生産者 Bob Lindo氏 が来日されました。


淡路町のカーブ・ド・テールさんにて、ミニセミナーが行われました。


近年の温暖化のせいで、ぶどうの生産地図も変わってきたといわれています。


そんな中、英国は今世界中で注目されています。


早くから英国ワインに注目してきた カーブ・ド・テールさんだからこそ


実現した来日セミナーといった感じですかね。

Camel Valley Vineyard

コーンウォール地方 1989年設立 土壌はもともとシャンパーニュ地方のような

石灰質土壌。 スパークリングは瓶内二次発酵。

Camel Valley Brut 2006

をテイスティング。 アロマティックでフルーティーな味わいに淡い色合い。

これからも、ますます期待できそうな感じです。

一本の木からはじめたぶどうの栽培。そして家族の愛。

ジェントルマンなBob Lindo氏でした。

ヘレンベルガー・ホーフのハウスメッセ



ヘレンベルガー・ホーフさんで毎年行なわれている ハウスメッセに 9/27 に行ってきました。 


全部で50種類ほどあるワインを試飲しました。


もちろん全てドイツです。 


最近ドイツの人気がまた高まっていますね。


13地域の様々な品種を一度に比較試飲でき、


帰る頃には友人も私も、すっかりいい気分になっていました。


コルクとボトルのデザインがかわいらしいので、


載せました。


グランチェン ヴュルテンベルグ カビネット トロケッケン

品種 レムベルガー